変化するものしないもの / 2019年まとめ

私にとって今年一番の変化は、言わずもがな1stテニモンの鬼門ことLDHが展開しているコンテンツのひとつであるHiGH&LOWにハマったことだ。9月一日に見始めてからすっかりハマり(千石清純の女にとってWhite Rascalsという組織の存在は効果覿面だった)、それがちょっとした流行りとなったザワの公開の直前だったこと、そして私が最終的に恋に落ちたの(と言ってもおかしくないだろう)が作品の内外を問わず大事にされている轟洋介だったこともありツイッターのフォロワー数が倍以上になった。フォロワーが増えると何が起きるか。フォローとリムーブの新陳代謝が早くなる。ハイロー以前から私のことをフォローしてくださっている方は相互非相互を問わずほぼ移り変わりがなかったが(これは本当に有難いことです。テニス以外の話をしているのにそれを「楽しそうでよかった」と仰っていただけることの貴重さ、またご自身も今やテニスでもハイローでもない作品に心を奪われてしまったのにそれでも私を見つめてくださることの美しさたるや。毎日ツイートをする度に感謝しております。反対にハイローから私のことを知り、テニミュは知らないけど私のツイートから「キヨスミさんに対しての「大好き」を感じられて幸せな気持ちになります」と仰ってくださった時の嬉しさも一入でした)、ハイロー以後のフォロワーはころころ入れ替わる。これが私には地味に、いや結構堪えた。コンテンツとして消費される、「見られる」というのはこういうことなのだと身を以て思い知り、それに耐えられない自分は「コンテンツ」には成り切れない存在なのだと痛感させられた。なので時折ツイッターに鍵をかけ、「ブロックチャンス」と称し自分の内面を曝け出すことによってフォロワーを篩にかけている。私はただのコンテンツではなく人間だ、もしコンテンツだとしてもその真髄は考察でも夢でもなくその根底にある激重巨大感情コンテンツだぞと。

 

──じゃあキヨスミ先輩は?

 

キヨスミ先輩というのは、今更説明の必要もないだろうがテニミュ3rdで森田くんが演じている千石清純のことを、私が親しみを込めて勝手にそう呼んでいる。原作もアニメも、1stや2ndの彼らも「キヨスミ先輩」ではない。もりたのキヨスミただ一人が私にとっての「先輩」という「特別」だ。

そしてキヨスミ先輩も考えようによっては「コンテンツ」だ。その一挙一動を「見られ」、勝手に好きになられ、あるいは勝手に離れられていく。4年前の山吹公演の時に彼を好きだ好きだと騒いでいた子のどれだけが、今もなお自分のことを一等好きでいてくれるかは彼の知る由もない。彼は2.5次元という虚空の存在なのだから。

それでも私は悲しかった。「好き」は無限ではあるが永遠ではない。コンテンツとして消費され、自分の中で出涸らしになったと思われたら捨てられる。無論新しく好きになってくれて、出会うのが遅かったと嘆いてくれた人もいるだろう。しかしその感情が渦巻く真っ只中に存在しなければならないことの厳しさを、つらさを、苦しみを、私はハイローを通じてこの身で思い知った。「この人だっていつか私を見限るだろう」。フォローされる度にそう感じている。私はそんな思いをキヨスミ先輩にはさせたくないと思った。どんなに他の話をしても私だけは、ううん、色んな人が先輩のことを大事に思っているよ、君がどれだけテニミュや千石清純のことを大事にしてくれたか、知っている人はちゃんといるよと伝えていこうと思った。ずっと。永遠には無理でも、私の力が尽きるまで、夕焼け色の髪の上にたったひとつの王冠を載せるまで。仮に載せることができた後も、私は先輩が好きだと叫び続けよう。私がずっと語り続けよう。たとえその先が虚空であったとしても。

 

上記のことのみならず、轟洋介に関するものごとは時に私に汚泥を投げつけてくる。振り返ればキヨスミ先輩に関してはそのようなことは一切なく、むしろ私がテニスを足蹴にした時にもそれまでのことに対して感謝の言葉をいただいたほどだった。轟洋介は、テニスで悟りの境地に達してしまった私を「ただのオタク」に戻し、失いかけていた「欲」までも思い出させてくれた救世主だ。しかし彼と私を取り巻くそれらはそうではなかった。私にとっては千石清純やもりたのキヨスミこそが聖域であり、私と先輩の間に横たわるものは何人たりとも侵せない。変わるものと変わらないもの。変化という祝福の先にあるものが幸福だとは限らない。最後に私をしあわせにしてくれるのは、いつだってキヨスミ先輩への想いだった。先輩はいつだって私をしあわせにしてくれたけれど、私は先輩に何かを返せていますか? 卒業まであと少し。サンフェス以外にはもう何もないかもしれないけれど、私はこれからもキヨスミ先輩を誰よりも大事にしたいと思う年の瀬であった。

 

 

 

 


これだけだとあまりにも短いので、2019年下半期まとめを書いておきます。上半期はご存知のとおり心身ともに死んでおりました。

 

 

7月

暇すぎてジムに行き有酸素運動を始めたところ、顕著にメンタルがマシになる。さらに全立前編が面白かったお陰で勢いよくツイートを再開したところ、友人にも「すどぴが蘇ってる……」と言われる。まえりゅ赤也もおーやぶんたも最高だったが、物販で買ったのはパンフと運動会の事前物販のみ。メンヘラになったことにより良くも悪くも物欲が死んだ。

 


8月

sdppp.hateblo.jp

有酸素運動の甲斐もあってかテニパののがしょのコメントで息を吹き返す。私は私の道を行く。この頃の私のオタクとしての課題は「苦しんでいるオタクの救済」であり、後にそれは達成される(web拍手でアンケートに纏わるご感想や私事を送ってくださった皆様に改めてお礼申し上げます)。友人と静岡で大暴れし、アンケートの下準備を始める。

推しの出演舞台を観に行ったところこれが徹底的に(当時の)私の肌に合わず、今後もいくら推しが出ようとて、自分の望まない興行は観に行かないスタンスを取ることにした。これについて「それは最早「推し」ではないのでは」と考える方もいるかもしれないが、私にとっての「推し」の定義はこちら側のスタンスに因るものではない(対象がアイドルや若手俳優であること)ため、推しは相変わらず推しのままである。ただ前々から言っているとおり、私が推しの「オタク」ではないというだけで。

 


9月

web拍手の常連さんから薦めてもらったハイローにどハマりし轟洋介に恋をする。試写会ライビュにも行き、ブログを計4つ書き、完全に無職というモラトリアムを満喫する元気なメンヘラの様相を見せる。

 

sdppp.hateblo.jp

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テニスのアンケートを実施して第一報を載せたまではいいがPCをまだ買い換えてないのでクロス集計まだです……早くしろ……win7のサポート期間終わるぞ……あと全立前編を計4公演生で観たから今回はいいかとライビュを見に行かなかったんですが、ライビュ限定映像めちゃくちゃカオスで面白かったらしいですね。くっそー

 

privatter.net

(勢いで書いた文章なのでツイッターのフォロワー限定公開としています)

森田くんのサインが欲しかったのと、どうしても質問したいことがあったので冗談抜きの死にそうな顔で彼の接触イベントに行ったらそこにはディズニーランドが広がっていた(?)マジでキャラグリだったしそのお陰で私の方もきゃぴきゃぴできた。いやディズニー大好きだからってお前がキャラグリを行わなくてもと思ったが若手俳優との接触は実質キャラグリなのでは……?

 


10月

sdppp.hateblo.jp

大運動会でついに観月さんとのハイタッチも両手コンプリートを果たし概念となる。俺がちょも観キヨすどだ。友人に大運動会1日目の前にザワ0をネカフェで見せ、2日目の前にザワ本編を映画館で観るという過激布教を行う。そして私はザワに通い詰めた結果、9月の試写会ライビュや12月の横アリ応援上映も含めると合計23ザワ仁志キメた。10月末のキャストと一緒の応援上映で最前を射止め仁川さんにファンサを貰う。\行政仕事して!/

 


11月

ドリフェス!の2次元の方のライブを初めて観て沢村千弦くんとハイタッチをした。チヅ可愛いよ〜来年はちづぬいのママになります。サイズ的にキヨスミペンギン(抽選で500体限定のウィンクしてるペンギンのぬいぐるみ)のお友達だねだね🌟

引き続きザワを観る。無職の利と言わんばかりに4日連続で丸ピカに行きラストも見届ける。丸ピカの2階はいいぞ。私のツイートがきっかけでザワを観て激アツな感想を認めてくださった方のために、私もその方のオススメの映画を視聴して感想を綴った。

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sdppp.hateblo.jp(※記事を書いたのは12月)

「欲」を失いつつあると言いながらザゲの轟洋介に、ぶっちゃけると4万課金した。つまりその後に恒常SSR千石清純を課金せずに引くために着たDL2017ワンピースの値段は以下略。でもこのワンピース、本当にラッキー(?)を運んでくるので機会があったら話します。

 

sdppp.hateblo.jp

ブログをアップしてからしっかり眠って千石清純の誕生日にディズニーシーに行く。1,2を争うほど好きなショーであるファンタズミック!の見納めも兼ねて。王子様と一緒に力強く踊る白雪姫の姿に涙する。私もキヨスミ先輩という王子様の隣で肩を並べて一緒に踊る何かになりたかった。お姫様ではない何かに。

 

久々に見た推し(アドリ場)は天才だったがそれに付き合わされたひぐちくんときたがわくんは本当にお疲れ様でした。きたがわの方が暴走機関車かなと思ってたらそれを遥かに上回る破天荒な推し。彼が学ラン着て出てきた時は「これは鬼邪高のやましょご!!!」と狂喜乱舞ゥした。最高の推し納め。

 


12月

テニミュを観ない(※チケットが取れず観られなかった)冬。浮いたお金(浮いてない)で渋谷TOEIにザワを観に行き、こちらのラストも見届ける。今年の締め現場はザワ応援上映横アリライブ。「ジュースまでもらっちまって」と言う楓士雄への「コーヒーだよ!」で周囲の笑いも取れ、TLで見た「ススキ!布!からの~?シダケーーーーーン!!!」ができたので満足していたところに轟洋介が登場した。どうやら轟洋介は同じ次元にいるらしい。加えてよみランで轟洋介彼女面をすること3回。

この1枚目の写真写りが個人比でかなり良かった(鍵垢に顔出しで上げたり同窓会に参加している友人に送りつけたりするぐらい良かった)ので本当に轟くんに恋をしているんだなあとしみじみ感じた。しかしじゃじゃ馬娘の私は轟くんの手には負えないと思うし、何より私には地獄で待ってる旦那がいるので轟すどというカップリングはこの世に存在しません(狂気の夢女)。戦極ドライバー再販はいいけど当然持っているのでCSMが欲しいです。ゲネシスドライバーとELSのことも考えると、LSフルコンプ込みで4,5万ぐらいで出してくれると嬉しいな。

 

 

 

 

今年のweb拍手大賞は、アンケートを実施したこともあり涙なしには読めないものも多かったのですが、おそらくツイッターではなくこのブログから私のことを知ってくださったこちらの方に差し上げたいと思います。

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失礼ながら閣下は、どちらの畑のご出身でございましょうか(記事楽しく?読ませていただいております。今後のご活躍を期待していますというかもっと書いてください無理のない程度に)。 

言い回しが独特すぎて逆にこっちがどちらの畑のご出身か聞きたい。今年はブログについてお褒めの言葉をいただくことも多い一年でしたが、最後にドカンとやってきたこのメッセージのインパクトは絶大でした。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

来年の予定はホストちゃんザラ(ハイローみたいな略し方をするな)・全立後編凱旋・貴族誕生試写会・陰陽師日本凱旋・サンフェス山吹、そして待ってました推し本人もとても楽しんでいることが伝わってくる薄桜鬼! 頑張って推しの誕生日でもある初日のチケット取りたいです。オススメの誕プレ募集中です。