東京ドームに行ってみたいからM!LKのファンクラブに入った

FAKE MOTIONを見ていたので、M!LKの名前はまあまあ前から知っていた。プリロワ課金勢でリアルイベントにも参加していた私にとって、M!LKの第一印象は「板垣瑞生くんがいたユニット」であり*1、当時から割と名の知れていた佐野勇斗ですら私の中では二番手であった。スタダと言えば俳優事務所のイメージが強く、ももクロやエビ中だけでなく超特急など男性の方でも所属若手俳優を集めたユニットをやっているのだな、ぐらいにしか思っていなかった。

 

 


時は流れ2025年、『イイじゃん』の流行を知るどころか聞いたことすらなかった私が初めてM!LKの楽曲『好きすぎて滅!』に触れたのは、テニミュキャストが個人インスタで踊っている動画*2だった。入りがテニモン過ぎる。この二人のコンビが好きな私ははーんなるほどね(理解)、となり、本家のMVを見に行った。臙脂の円形ステージ……ここ何度か行ったことあるぞ品川のEXシアターじゃねえか! 画面の前で手を叩いて笑った。気になって紅白歌合戦を見ることにしたが、披露するのはイイじゃんだったので後日友人と滅の方がいいだろ~!*3と話したのを覚えている。この時の私のM!LKの認識は、とりあえずメンカラと顔が一致しているレベルで、佐野勇斗以外の名前は憶えていないレベルだったと思う。

 

M!LKは、というか佐野勇斗は紅白の舞台に登場して最初のフレーズを歌うなり、真っ先にみ!るきーずへの感謝を述べた。オタク故にそれが彼らのファンネームであることもすぐに察したのだが、私はこの時の佐野勇斗に度肝を抜かれたというか、感服したというか、兎に角すごい、と思ったのだった。雑な計算でも1000万人以上が見ている番組に出て真っ先に口にすることが、自分たちのファンへの感謝というかなり閉じられた言葉なのかと。しかし彼は何も間違ったことは言っておらず、それどころかM!LKが紅白に出るに至るには、楽曲バズという運もあるにせよ、彼の言うとおりここまで支えてきたみ!るきーずなくしては有り得なかったのだ。それを、FC内やイベントなどではなく、まさにその時その瞬間に言うんだ、視聴者ではなく自分のファンに、と思って一気に惹かれた。俄然興味が湧いてしまった。

 

好き滅以外の楽曲よりも、私が興味をそそられたのはM!LKのYouTubeチャンネルにある「山中ダービー」だった。オモコロを見るオタクの私はみくのしんダービーを連想しながらクリックしたところ、綺麗な顔の男の子が本当にオモコロみたいなことをやっていた(cf.一週間禰豆子生活、これはかなりオモコロライターの記事っぽさがある)ので大喜びしてしまった。こんなに美しく生まれても発想がオモコロに育つことってあるんだ。M!LKを追うようになってから更新されたドライブ動画で口から「ほんmoney」と発したのも、いくらなんでもインターネットが過ぎる。そんな訳で「M!LKなら白(山中柔太朗)が好き」と言えるぐらいの人間が誕生した。適当に流し見する動画がM!LKの過去YouTube中心になった。見ても見てもキリがない。メンバー全員の顔と名前が一致し、それぞれの特色も分かるようになってきた。

 

この後にリリースされた『爆裂愛してる』が好き滅の流れを汲む、歌詞にもあるとおりハイテンションな楽曲で、それも私の背中を押した。さらにその後に出た配信曲のアイドルパワーが、個人的に歌詞楽曲共に刺さらなかったので(ただし後から作られたPVは格別)、CDとして出す爆愛が気合の入ったMV含めてイイじゃん好き滅の流れを絶対に逃すまいとする一曲だったのは本当に正解だと思う。うたコンで彼らの生歌唱好き滅を見てその勢いに中てられ、彼らが出演するテレビ番組もチェックするようになり、ほぼPCモニターとしてしか使うことのなかったテレビは久々に本来の役割を取り戻した。

 

 


私は東京ドームに行ったことがない。自ジャンルとしてきたものが東京ドームでイベントを開催したことはなく、唯一のチャンスだった羽生結弦が東京ドーム公演を開催した時は母親がチケットを取ってくれなかったので、じゃあ私はその隣でやってるテニミュに行くねと諦めた。私は予てから東京ドームに行ってみたかった。M!LKはずっと前から目標としてドームツアーを掲げており、過去動画でも時折その話題に触れている。この頃は既にアリーナツアーの真っ最中であり、Twitterのおすすめツイートにもファンクラブの会員番号の増え方が尋常じゃないと流れて来るほどだった。この勢いならどう考えてもドームツアーはできるし余裕で埋まるのではなかろうか。なんならFCに入会したとて当たらない可能性だってある。普段の活動にお金を落としていないからこそ、FCぐらいは入ってもいいのではないか。東京ドームに行くだけなら色んな機会があるけれど、どうせ行くなら私はM!LKと一緒がいい。彼らの夢が結実する瞬間を、初めてのドームツアーをそこで一緒に迎えてみたい。FCは月の頭に入るのが一番お得っぽいから、来月の今頃は入っているかもしれないな、と2026年6月の私はぼんやり思った。

 

そんな折、アイパワ含む連続配信曲を収録したミニアルバムのリリースが発表された。へー、と眺めていたところ、なんとFC限定版にはアクリルスタンドが付くではないか。私は人間の姿を模したアクスタが大好きである。少し前にメンバーのアクスタ付きライブ円盤が再販された時点では、アクスタ気になるけどそのためにFCに入って円盤を買うほどではないとあっさり見送ったが、東京ドームが念頭にある私の決意は固まった。7月になったらFCに入ろう。そんでアクスタ付きのミニアルバムを……アクスタ……誰にしよう……。

 

初回特装盤および通常盤には全員のアクスタが、個人盤にはそのメンバーのアクスタが付く。アクスタの柄は発表されておらず、オタクは柄ではなくメンバーで商品を選ぶほかない。グッズが欲しくなるのは最初から好きな山中さんなのだが、知れば知るほどじわじわと佐野勇斗にドカメロを感じており、柄によってはそっちが欲しいなんてことも全然有り得る。万が一だいてぃーんがオモロポーズだったらどう考えてもその方が遊び甲斐がある。どうする? 塩﨑盤だけX開設記念の三点倒立アクスタだったら。特装盤は当時YouTubeで期間限定配信していたリリイベの映像が付くので買うとして、個人盤……。悩みながらFCに入ると推しメンを選ぶ欄があり、これ複数選べないんですか?と10分ぐらい悩んでとりあえず山中柔太朗を選んだ。個人盤もChatGPTに相談して山中盤を選んだ。今月は行きたい舞台の先行も2種類あるので頭を抱えた。

 

斯くして私は、晴れてM!LKのファンクラブに入ったのである。自認としてはみ!るきーず、つまり彼らを愛し愛されるファンというよりも「M!LKに東京ドームに連れてってほしい人」でしかない。歴だけではない古参やガッツの概念が好きなので、他のイベントはもっと長く彼らを見てきた人に行ってほしい気持ちもある。でも東京ドームにだけは行かせてほしい。しかし未来の話をしているあたり、M!LKそのものが私の夢になって、み!るきーずを名乗る日もそう遠くはないのかもしれない。

*1:亡くなった時は結構ショックだったし、友人にM!LKの話をする時にも彼の話から始めることもある。iPhoneのカメラロールには、未だに信虎ちゃんと歩夢くんのピープルが仲良く並んでいる

*2:新テニミュの跡部役高橋くんが前手塚役の山田くんを前に座らせて好き滅のサビを踊っている

*3:ちなみにこの友人はかつてアミューズのオタクをやっていたので、「M!LKなんかめっちゃアミューズ顔の子いるよね!?」と言われて「待って赤!?」と顔を見せたところやはりそうだったので爆笑した。そのしゅん、ハンサムである