印象に残ったキャスト / 簡易版テニミュ振り返り

平成が終わる前に振り返り記事でも書こうかと思ったけど普通に旅行だったので間に合わず。薄ミュディレイ配信*1を見ながら、テニミュに関する振り返り記事を書こうと思います。ちなみに平成最後のオタクごとも薄ミュ、令和最初のイベントは推しのバーイベなので推しに終わり推しに始まります。令和初観劇は陰陽時の公開ゲネプロ。キヨスミ先輩のいる世界が続いている限りテニモンではあるけれど、こうして時代の継ぎ目を見てみるとテニスのオタクじゃなくなっちゃったことをそこまで寂しく思ってないことがさみしい。

 

平成生まれなので平成を振り返ることは半生を振り返ることになるのですが、私の人生で一番大きい節目はテニミュを観に行った最初の日でした。3rd振り返りは3rdが終わったら挙げるので、テニミュが昨日で16周年を迎えたこともあり、印象に残ったキャストの話でもしようかと。最後二人以外は思い付いた順に書いています。

 

 

 

◆3rd跡部(みうちゃま)

この記事を書こうと思った時に真っ先に思い浮かんだのが彼でした。テニスプレイヤーとしての跡部景吾、もう少し噛み砕いて言えば試合中の跡部に限っては彼が一番好きです。外に現れる熱さと内に秘める熱さのバランスが丁度いい。総合点では思い出補正も含めどうしてもかずきに軍配が上がる(それは私に限らず色んなオタクがそうだと思います、オーディションから始まるあらゆるエピソードを含め)のですが、特に初期のかずきの跡部は品が良すぎた。反対にみうらの跡部ドリライでは沸けない。とりあえず跡部だから黄色い声上げとかなきゃな……と心のどこかで思いながら沸いた振りをしている。これはテニミュの演出がクソ(六角公演とかDL2017とか)な所為もあるけれど、正直みうらの跡部自身にも沸けない何かがある。そんなみうらの跡部に唯一心の底から黄色い声を上げたのがひょてライの突然の「いないいないばあ」。いやあれは不可抗力でしょ(熱い手の平返し)。一番ドリライ向きの跡部は言わずもがなくぼた。でもやっぱりテニスの王子様なんだから、いつかもう一度みうらの跡部の試合が観たいな。

 

 

◆1st千石(わだまー)

テニモン歴が1st氷帝初演からなのでこの目で試合を観た訳ではないのですが、わうわう一挙放送で久々に氷帝再演の前座を見たら千石清純が居て動揺しました。生で観ている訳じゃない、ただの映像なのに思い出補正も無しに「漫画の中のキャラが同次元に存在している」と思わせられたのは彼だけです。録画した本公演も早く見よう。

 

 

◆5代目手塚(ばばりょ)

身長体重完全一致。1stジャッカルにブラジルハーフ(じゅった)持ってきた時も思ったけどそこまでしろとは言ってない(歓喜)。演技や解釈は個々の好みがあると思いますが(私は大ちゃん(4代目)やざいき(8代目)、あとは「手塚国光役の~」と名乗っている時のうの(9代目)が好きです)、体型では実データを再現したばばりょには誰も敵わないのではないでしょうか。真田の「細腕」がより響く手塚国光

 

 

◆8代目不二(かみさと)

波動球を打った不二として有名かもしれませんが、それ以上に私は同試合の「得意なコースばかりだけど」の台詞を評価したいです。6代目の怒りを露わにした不二があまりにも解釈違いだったのもあり、観月への憐れみ(≒自分に勝てない者として下に見ている)を表してくれたかみさとへは感謝の気持ちすら感じます。波動球だって悪いのはキャストじゃなくて音響だし。その件を抜きにしても解釈違いと言う人がいるのはチムライのどこかのシーンで私も感じたので、背の高さ含め好き嫌いが分かれる不二なのでしょう。別の非2.5次元舞台で彼を観た時に、そういう役柄でもないのに薄っすら儚さを感じたので、彼の中に見い出された不二の「タネ」はそういうところなのかなと感じました。

 

 

◆1stA日吉(龍様)

私がわざわざ書くことでもないけど(それを言ったらぜんぶそう)、あの独自のフォームを再現した或いは産み出した功績はかなり大きいです。日吉の人気に火が付いたのもテニミュそして龍様の力が大きいのではないでしょうか。いつだったかの水道のブロマイドは最強。

 

 

◆3rd観月(みやこ)

当時は3rdにしてやっとぷくぷくしてない観月が来てくれたと安堵しました。しかしこれほど公演を重ねる毎に顕著に美しくなっていくミュキャスがいただろうか。これに関しては観月もしくはみやこのオタクに記事か長文を書いてほしいです。みやこはじめの変遷。初期ビジュアルとか本当に芋っぽかった(失礼)のがどんどん垢抜けるというか、美になってそれがまた次の公演で美になって1年以上経って復帰したらさらに美になっているんですよね。美。

 

 

◆8代目リョーマ(ふるち)

テニミュが何周も、何代ものリョーマを輩出しているからこそ良さが分かる越前リョーマだと思います。原作初期感を残しつつ独自解釈もあるリョーマが、3rdシーズンを最後まで駆け抜けるところが観たかったです。にちかさんのリョーマはもう2ndで観たし、「またね」も「バイバイ」もふるリョだからエモいんだよ。

 

 

◆3rd白石(ましこ)

四天観劇時の記事に書いていないことを書くと、部員や金ちゃんを諌めるお母さん石の時と試合中やダンスの時にふと見せるえっち石の時の振れ幅が凄すぎてうわ~~~~~~!?!?!?って混乱していました(頭の悪い感想)

 

 

◆3rd千石(もりた)

え!?めっちゃ好き(オタク構文)今更何を語るまでもない。先々代わだまーの存在もあり「原作を忠実に再現」したものだとは思っていないし、原作を抜きにしても大好きな存在ですが、それでも彼が私に原作である漫画の1ページを観せてくれたことに違いはありません。私にもう一度、そしておそらく最後の楽しいオタクの人生を与えてくれた王子様にして大好きな先輩です。「原作にいないけど好きになってしまった」タイプの亜種としては3rdダビデもそう。

 

 

◆2nd跡部(あおき)

やっぱり私は顔面でぶん殴ってくれる作中屈指の人気キャラ跡部景吾が舞台上に存在したことを忘れられません。私の跡部ではなかったにせよ*2、2ndシーズンのキャスト的な功績を一人選ぶなら彼(の2.5次元としてのビジュアル)を挙げますし、彼が自分の跡部だったオタクが少なくなかったことも忘れられません。

 

 

 

推しへの手紙を書かなきゃいけないのに私は何をやっているんだ。そういえば推しもミュキャス(3rd滝)でしたね。「ミュキャス」としては私から特筆することはありませんが、テニミュを観て「この人はこの役以外ではどんな演技をするんだろう」と思わされたのは推しだけです。バーイベで司会とゲストと一緒にコントするらしいので楽しみです。

 

*1:感想書く気力が無いからここに書くけど羅刹めっちゃディクロニウスじゃないですか!? 鬼の角を生やした千鶴パパを見た時にCV平田の研究者を思い出してエ……エルフェンリート!!!って思った 人生で5番目ぐらいに泣いたアニメです

*2:それを言ったら私の跡部は結局原作にしかいないということになる