この手の平で握るのは俺の武器 / テニミュ3rdのラケットの話

※2019/10/1 一部追記・修正

 

 

四天宝寺公演千秋楽おめでとうございました。四天宝寺の彼らが舞台上に現れたことにより、3rdシーズンの王子様たちが全員出揃いましたね。つまりそれは、テニミュを「テニスの王子様」の一コンテンツと見做した時に、集められるキャラクター情報がすべて出揃ったということでもあります。

テニモンの皆さんは、自分の好きな王子様や推しの演じるキャラクターが握るラケットを気にしたことはありますか? 気にするどころの話ではなかった私は、大好きな千石さんのラケットを特定するのが楽しかった結果、他の王子様のラケットの特定作業も始めてしまいました。とは言えドシロウトがインターネットを駆使してひたすらググるだけであり、特定できなかった選手もいるのですが、折角なのでこうして記事にして遺そうと思います。

 

調べれば分かるものなので情報の二次利用は可・掲載許可やリンクも不要(あったらあったでうれしい)です。しかしこれらの情報は私という個人が時間を費やして調べたものであり、自分で調べたテイで語られるのがオタクとして許せないので「調べた人が別にいる」程度には触れていただけるとありがたいです。

もし私の見当違いを見抜ける真のラケットのオタクや、私が特定できなかったラケットをご存知の方がいらっしゃいましたら私が個人的に知りたいので連絡してください。猛烈にお待ちしております。

 

 

■検証方法

実際の公演での目視やパンフレット、公演BD映像、WOWOWで放映されたライブビューイング映像を参照(時々ネタ程度に挟む2ndの物はWOWOW映像、1stの物は円盤引っ張り出すのがめんどくさくてパンフレットとブロマイドのみを参照)し、フレームに書かれたライン名などが分かったらひたすらグーグル検索する
メーカーしか分からない場合は中古ラケットの販売ページから虱潰しに該当ラケットを探す

よって当記事で挙げているラケットなどは完全なる素人による判断ですので、間違っている可能性も大いにあります。参考程度にご覧ください。


■説明

◎:原作完全一致
○:ニアピン(モデルや型番違いなど)
△:メーカー一致
×:原作との関連無し
★:原作設定無し

 

 

 

 

 

青学8代目

(9代目・10代目は後述)

越前リョーマBRIDGESTONE/DYNABEAM GRANDEA
手塚国光*1:MIZUNO/PRO LIGHT S90
大石秀一郎:WIMBLEDON/Wimbledon Rosa
不二周助:prince/TRIPLE THREAT RIP・prince/MICHAEL CHANG TITANIUM
菊丸英二:DUNLOP/レヴェレーション プロ ツアーシリーズ90
乾貞治:prince/グラファイト チャレンジ
河村隆:DUNLOP/M-FIL 300
桃城武:MIZUNO/MP 100 TOUR MAGIC
海堂薫:HEAD/Ti.S7(キャスト私物*2

 

大石・河村・桃城が原作のものと完全に一致とはなりませんでしたが、いずれもメーカーは原作のラケットと同一の物が選ばれているので、なるべく原作の設定を再現しようとしている姿勢が窺えます。大石の原作のラケットは昔調べた時にたまたまオークションに新品が出ていたのですが5万円近く、また中古でも見当たらなかったため入手が難しいのだと思われます。河村のラケットは2ndの時に原作と同じRIMBREED XLが使用されているのが過去の映像から確認できましたが、そのラケットは今のテニミュは所持していないのでしょうか。桃城の原作のラケットも大石同様、入手するには運とタイミングが必要なようです。

主人公であるリョーマのラケットは1stの関東立海公演前編のパンフレットで原作と一致したのが確認できたため、そこからずっと一致させていると思われます。小ネタですがDL2011の小越くん、登場時に間違って河村のRIMBREEDを握って出てきていますが次の登場時にはDYNABEAMに戻っています。薄暗い舞台裏では同じ色のラケットは間違えやすいのでしょうね。

 

佐奈くんが、海堂のラケットは実は私物なんですよと自身が卒業した後に発売された氷帝公演のバクステで暴露していましたが、そういうことはどんどん発信してほしいです。微々たるものではありますが、写真を買って感謝を伝えたかった。

 

おまけ:青学のラケットバッグ

2ndでは結構ちぐはぐでしたが、3rdではラケットと同メーカー(ブランド)の物を使用している割合が高くなっています。

越前:FILA(※帽子のメーカー)
手塚:MIZUNO
大石:WILSON(不一致)
不二:prince
菊丸:DUNLOP
桃城:MIZUNO
海堂:HEAD

ここまで合っているということは意図的に合わせているのでしょう。9代目以降はしっかり確認できていないのですが、私の知らないうちにさらに原作に寄せてきているなんてこともあるのかもしれません。テニモンの皆様からの情報提供をお待ちしております。

 

 

 

不動峰

×橘桔平:WIMBLEDON/STABILIZERシリーズのいずれか(110以外)
×伊武深司:MIZUNO/HF-2 GUMMETAL
○神尾アキラ:DUNLOP/IMPEDANCE Theory 2の類似モデルと思われる
×石田鉄:prince/MORE POWER 1150 S OS(DL2016のみ それ以前のラケットは未特定*3
★桜井雅也:BRIDGESTONE/METABRID RV-S(※RV-Xの可能性あり)
★内村京平:DUNLOP/PRO 700 TORSION TITAN 95
★森辰徳:prince/O3 WHITE MP(チムライかDL2016から それ以前のラケットはprince/未特定)

 

原作では、設定のあるキャラクターのうち神尾を除いた3人がTOALSONというメーカーのラケットを使用しており、伊武と石田に至っては同一のラケット(EZ-122 TITANIUM)を使用しています。TOALSON、インドア引きオタの私はテニスの王子様を好きにならなければ一生目にすることがなかったメーカーだと思います。中古でも物によっては4桁で手に入るようですが、原作でTOALSONを使っているのが4,5人しかおらず、汎用性の低さからこのメーカーのラケットの使用は避けられたのかと考えています。神尾は同一でこそないものの、原作(XL MEGA IMPEDANCE TITANIUM)の類似モデルを使用しています。不動峰公演のパンフレットのみ2ndで使用していたラケットを握っているので、後述の桃城のラケットも含め、公演やシーズンの途中でもチャンスがあれば原作により近付こうとしているテニミュの向上心の高さが垣間見えます。橘と伊武のラケットは2ndと同じ物を使用しているようです。

 

原作に設定の無い内村のラケットですが、オークションの出品者の方がこのようにコメントしていました。

ダンロップの上級者向けラケット、トーションチタン95、USL2です。
>薄型ボックス形状で、ハードに叩いていけるラケット。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v496771526 (※現在リンク切れ)

 

不動峰のラケットはジャージに合わせているのか、全体的に黒に近い色合いで統一されています。カッコいい。

 

 

 

聖ルドルフ

△赤澤吉朗*4:prince/CTS LIGHTNING MID PLUS
観月はじめ:YONEX/ULTIMUM RD Ti 77 MID PLUS
×柳沢慎也:BRIDGESTONE/PROBEAM V300 OVER
×木更津淳:DUNLOP/SOPHIA COM 260RC
不二裕太:WILSON/HYPER PRO STAFF 7.6 with ROLLERS
金田一郎:prince/GRAPHITE PRO SERIES 90
★野村拓也:DUNLOP/DP 40 HMC IMS

 

裕太が完全一致、赤澤観月金田の生え抜き組もメーカーは一致しています。柳沢と淳も含め、2ndで使用した物を引き続き使用しているようです。余談ですが佐藤くんの淳が握っているラケット、使用している佐藤くんが生まれる前にこの世に出たラケットの可能性があります。ラケットの方が先輩なんてことも有り得るんですね。

原作に設定が無い野村のラケットについては過去のオークションのページしか見つからず、特にコメントも無かったためどのようなラケットかを知ることはできませんでした。

 

裕太のラケットHYPER PRO STAFF 7.6 with ROLLERSですが、20.5巻をご覧になると分かるとおりまったく同じラケットを使用している選手がもう一人います。のちに彼を破る氷帝の芥川慈郎です。テニミュ氷帝は他校の中でも原作と同一のモデルを使用している割合が高いので、裕太のラケットは彼ではなく芥川に合わせて用意された物なのではないかと最初は勘ぐっていました。しかしよく見ると裕太のラケットのガットにはステンシルが無く、芥川のそれにはWILSONのロゴのステンシルがあるので、テニミュは2人のために同一モデルを2本用意していることが分かります。これは2ndからのようなので、2人が同時に舞台に上がるDL2011をご覧になると分かり易いです。

 

 

 

山吹

×南健太郎BRIDGESTONE/PROBEAM X02
×千石清純:BRIDGESTONE/PROBEAM V-QB 2.8
×亜久津仁:BRIDGESTONE/PROBEAM X-BLADE 3.15 OVER
×東方雅美:DUNLOP/DP 80 INTERNATIONAL TOUR OS (チムライかDL2016以降 それ以前の使用ラケットは未特定)
×室町十次:DONNAY/GRAPHITE LADY MID
★新渡米稲吉:prince/未特定*5
★喜多一馬:DUNLOP/RIMBREED ADFORCE T28 OS
壇太一:PROKENNEX/未特定

 

メーカー一致すら該当者無しなのは些か疑問に思う所はありますが、設定がある5人のラケットはいずれも入手が難しいモデルのようです。千石のラケットは再度調べた時に中古品がオークションに出品されていましたが色違い*6、亜久津のラケットも過去の出品で使用感のある物が2万近く、地味’Sのマッスルパワーに至ってはテニスではなくバドミントンのラケットが先に検索に上がる有様です。中古でもほぼ見当たらないので揃えるのが難しいのではないかと思われます。2nd千石が原作のラケットと同ラインのもの(wenew1200N)を試合用ラケットとして握っていた*7のでそのラケットどこやったよと思いましたが、あの身体能力を誇る聖也くんが試合中しか握らなかったラケットを森田くんのみならず他のキャストが使いこなせるとも思えないので、キャスト本人に合ったラケットかどうかもある程度重視されているのだと思います。南亜久津室町壇のラケットは2ndからの続投、千石は別物*8、また3rd千石の練習用ラケットは森も使用していたprince/O3 WHITE MPと思われます。

南千石亜久津の3人が同ラインのラケットを使用していて、別にお揃いという訳ではないのですが文字にして並べるとクスッとくるものがあります。また東方のラケット(2本目)は1992年製というのが本当であれば、使用している辻くんが生まれるより先に作られたラケットということになります。壇くんのラケットは2ndでも使用されていた物とはいえ、真っ白なラケットが偶然にもキャストの名前とマッチしているのが素敵だと思います。

 

これは検証していて個人的に爆笑したどうでもいい話なんですが、ラケットによっては10年以上前に発売された物でも商品ページが残っている場合が稀にあるんですね。蒼木くんの喜多が使用しているラケットもその一つなんですが、

(引用)パワーと操作性を重視するネットプレーヤースタイルのプレイヤー

http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2002/2002_044.html

>パワー

一部のテニモンからゴリラと評されついに事務所のブログで自らネタにしたこともある3rd喜多ですが、何よりもラケットが一番にそれを裏付けていたという事実。RIMBREEDは原作だとナンバーワンパワープレイヤーこと河村も使用しているので*9、まあ実質ゴリラですよね。

 

おまけ:辻*10くんの個人的練習用ラケット

Amazonで見つけました。

↑って書いてあるのに肝心のリンク貼ってない当時の私アホすぎる。しかもご本人がアカウントを削除*11してしまい、画像を遡れないので八方塞がりです。

 

 

 

氷帝

跡部景吾:HEAD/PREMIER TOUR 600
忍足侑士BRIDGESTONE/PROBEAM V-WR 2.35
×宍戸亮:MIZUNO/PRO MS 703 Tiの類似モデルと思われる
△向日岳人:BRIDGESTONE/TS-027
◎芥川慈郎:WILSON/HYPER PRO STAFF 7.6 with ROLLERS
樺地崇弘:VOLKL/QUAMTAM.10 TOUR
鳳長太郎BRIDGESTONE/PROBEAM X01 OVER
×日吉若:prince/未特定
★滝萩之介:prince/MICHAEL CHANG Titanium → prince/未特定(全国氷帝公演)

 

設定のあるキャラクターのうち半数が原作と同一の物を使用している氷帝ですが、これらは2ndから使用している物のようです。向日のラケットも2ndの続投。未特定ではありますが日吉のラケットも2ndの時点でprinceの黒なので、おそらくそうではないでしょうか。3rd宍戸のラケットは2ndで千石が使用していた物ですが、2ndの宍戸はDL2011で原作と同じYONEX/SRQ チタン800プロを握っています*12。見つかりにくいラケットのようですが、河村同様今はもうテニミュは所持していないラケットなのでしょうか。また現在宍戸が使用しているラケットはメーカーではなく色(青)で合わせたと考えられますが、多くのキャラクター同様メーカー一致という考えを取るならば、そのラケットはMIZUNOを使用している柳沢か千石に充てがえばよかったのではと思います。

 

滝がDL2017まで使用していたラケットは、不二の2本目のラケットと同じモデルです。不二のお古(かどうかは分かりませんがその可能性は高いでしょう)を使う滝萩之介、個人的にはツボです。そして彼が全国氷帝公演から握っているラケットの詳細をご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えていただきたいです。全氷のキャラビジュ出て即ラケットが変わったことに気付いて大興奮したのに特定できない哀しいオタク。野村などにも言えますが、原作に設定が無いキャラはテニミュで握っているオリジナルの(他のキャラの流用ではない)ラケットがそのキャラクターの「最初のラケット」なんですよね。なのでとても知りたい。推しが演じているということを抜きにして、実は滝萩之介のことが5本の指に入るぐらい好きなんです。ちなみに2nd滝のラケットは現在喜多が握っているDUNLOP/RIMBREED ADFORCE T28 OSなので、西島くんの滝はパワープレイヤーだった可能性があります。

 

 

 

青学9代目

8代目が使用していた物が続投されている模様、と思いきや関東立海公演で桃城が原作の設定であるMIZUNO/PROLIGHT P10 Ti Hyperと思しきラケットを握っていたのを確認しました(パンフレットでは以前のMP 100 TOUR MAGICのまま)。見つかったんだねおめでとう! ジョナ桃は好きな桃ちゃんの一人なので、防振双眼鏡のレンズからフレームのロゴを確認した時の興奮と喜びは忘れられません。海堂のラケットは1stシーズンの途中から原作のTi.S7が使用されていますが、現行のラケットもそれなのでしょうか。もしくは長い年月の間にキャストがそうしてきたように、ラケットでも世代交代が行われていたりするということも考えられます。あと先日の文化祭で展示されていたように破損したり。また、立海戦でテニスショップまで走らされるリョーマが持っている3本のラケットのうち少なくとも2本がリョーマの使用しているDYNABEAMでした。主人公のラケットということもあり、テニミュ側で予備も常備しているのでしょう。

 

おまけ:不二のラケットの使い分け

関東立海公演で青学が登場した時に、不二のラケットが青(MICHAEL CHANG TITANIUM)であることに気が付きました。テニミュ3rdの不二は、8代目の神里くんの頃からパンフレットも含め基本的にTRIPLE THREAT RIPの方を握って登場しています。もしかして切原戦では原作と同じようにMICHAEL CHANGが使われているのかと思い、調べたところその通りでした*13。しかし原作で不二が青いラケットを使用しているのは切原戦だけではないどころか、これまでの試合ではTRIPLE THREATよりもMICHAEL CHANGの方が使用されていました。もしかしたら神里くんが扱いやすかったのが前者の方だったため、そちらを中心に使用していたのかもしれません。

 

 

 

六角

全員オジイ(小道具さん)のラケット使用。六角公演の頃にフォロワーが「3rdの六角ラケットなんか今までのよりチャチくない?」と呟いていたのですが、これについてラケットのオタクや六角モンの見解をお聞きしたいです。

 

 

 

立海

×幸村精市:prince/O3 WHITE MP
◎真田弦一郎:BABOLAT/VSドライブ
◎柳蓮二:VOLKL/カタパルトV1ミッドプラス
仁王雅治:prince/MORE POWER 1150 S
◎柳生比呂士:DUNLOP/ADFORCE M1 TOUR
丸井ブン太:WILSON/トライアド4 110
◎ジャッカル桑原:HEAD/i.x5
○切原:WILSON/PRO STAFF 5.2 STRECH

 

ほぼ全員が2ndからのラケットを使用していますが、半数を超える驚異の5キャラ一致です。完全一致ではない丸井と切原ですら同シリーズの型違いなので、かなり本気で合わせようとしているのが窺えます。仁王も2ndではprinceのMORE THUNDERでしたが、3rdのDL2016で不動峰の石田がMORE POWER 1150 S OSに変わったので現在はそれを使用していると考えられます。ちなみに立海でラケバがラケットのメーカーと一致しているのは柳生とジャッカルのみです。

幸村のラケットはWING HEARTというテニスの王子様のキャラクターでも同メーカーのラケットを使用している人がいないメーカーの物なので、見つけるのは至難の業なのだと思われます。原作と同一のモデルでもないのに1stからずっと同じ物を使用している幸村のラケットは、もう「テニミュ幸村精市の使用ラケット」と考えてもおかしくはないほどこの世界の幸村に定着しています。それにしてもO3 WHITE MPは使われすぎです。文句という訳ではありませんが、他のラケットに比べて頻繁に出てくるので調べながら思わず笑ってしまいました。幸村だけでなく3rdの森や千石(練習用ラケット)、遡ると1stの青学2代目不二や切原も途中まで同ラケットを使用しています。テニミュ側が複数所持しているのでしょうか。

 

 

 

青学10代目

9代目から特に変更は無いと思われます。変わっているとしたら非常に分かりにくい大石のラケットあたりかと思うので、お気付きの点がありましたらテニモンの皆様情報提供お待ちしております。

2019/10/1追記:全国立海公演前編にて手塚のラケットがPRO LIGHT S90ではないことを確認いたしました(恐らくMIZUNOではあります)。手塚は真田戦でラケットを換えるため、テニミュが複数所持しているラケットに一時的に変更したと考えられます。パンフレットも同様です。もし後編でもS90ではない物を使用していた場合、ラケットの破損なども考えられます。その場合は是非展示してください*14

 

 

 

比嘉

(1回のみ観劇のためほぼパンフレット参考)

×木手永四郎:YONEX/RQ-190 WIDE BODY
△甲斐裕次郎:prince/THUNDER BOLT OS
×平古場凛:BRIDGESTONE/PROBEAM V-QB 2.8
◎知念寛:YONEX/RDX500
×田仁志慧:DUNLOP/Space-Feel PRIME SL
★不知火知弥:未特定
★新垣浩一:VOLKL/DNX V1 MP

 

平古場のラケットについては耳にタコが出来るほど話している*15ので割愛します。田仁志のラケットは、見間違いや記憶違いで無ければ2ndでは原作と同じBABOLAT/AERO TOURだったと思うのですが、それはどこへ行ってしまったんでしょうか。知念は2ndでも原作と同じラケットを使用しています。3rdではラケバもYONEX。余談ですが自分用メモの3rd甲斐ラケット備考欄に「ラケバがやたら薄い」と書いてありました。どんな情報だよ。

 

おまけ:コスプレをした初代木手

数ヶ月前に初代木手のルークが期間限定でツイッターを開設した頃、ちょうど池袋でコスプレイベントがあったらしく、彼は木手のコスプレでそこに現れたようです(該当ツイートは現在削除されています)。非常にグレーな案件ですね。その時に握っていたラケットがその場に居たオタクから借りたレヴェレーションプロツアーシリーズ90だったので、そのオタクは菊丸のコスプレをしていた可能性が高いです(該当ツイートにあった画像ではルークは手塚のコスプレイヤーと戦っていました)。

 

 

 

四天宝寺

△白石蔵ノ介:MIZUNO/PRO MS 703Ti
○千歳千里:Prince/TRIPLE THREATシリーズのいずれか(※RIPではない)
石田銀:HEAD/LIQUIDMETAL 2 OS
?金色小春:未特定(いつものピンクのラケット)
×一氏ユウジ:Prince/未特定
忍足謙也BRIDGESTONE/ウィングハートS45
×財前光:YONEX/未特定
遠山金太郎:(小道具さんの)特製ウッドラケット
★小石川健二郎:HEAD/未特定

 

完全一致はいませんが、およそ半数がメーカー一致の四天宝寺。小石川は出番が少なすぎてラケットの観察に至らず。謙也のウィングハートのモデル違いがあるなら頑張って侑士にも握らせてほしいところですが、カラーリングやキャストの身体能力を優先した結果侑士は青いラケットを握っているのかもしれません。

 

上の方で山吹がてんでバラバラという話をしましたが、本来山吹のラケットを原作と揃えれば自ずと四天宝寺のラケットも半分ほど近いものになるんですよね。

白石:千石と同モデルかつ同カラー
銀:亜久津と同モデル
ラブルス:地味'Sの型違い(マッスルパワーのナンバリング違い)

そして千歳は不二と、謙也は侑士とお揃い。何故四天宝寺のラケットは他の選手と被ってばかりなのか。あくまでも予想ですが、作者はなるべく作品内のラケットの年代を合わせようとしたのではないでしょうか。四天宝寺戦の連載時に流通しているラケットではなく、その前に流通していた(既に作品に登場している選手と同年代の)ラケットを採用して帳尻を合わせようとした結果、他のキャラと似たものを使用することになった四天宝寺。有り得ない話ではないと思います。

 

 

 

名古屋星徳

△リリアデント・蔵兎座:Prince/未特定

 

ほぼアンダーですが登場しましたね。フレームの側面下部が白地に「→」みたいな模様になっています。しかし原作の蔵兎座はMICHAEL CHANG TITANIUMを使用しており、これは不二の2本目のラケットのためテニミュは所持している筈です。全国氷帝で滝のラケットがMICHAEL CHANG TITANIUMから別の物になりましたが、破損したたため原作とは異なるラケットを握っている可能性もあります。

 

 

 

 

 

これを公開しようと思った一番の理由は、私がテニスのオタクを上がろうと思う前から収集していたデータを埋もれさせるのも勿体ないと感じたからです。本当にただの「データ」なので考察の役に立つとかそういうことも無さそうですが、少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。ちなみにシューズも特定しようと試みましたが、ラケットの何倍も気が遠くなる作業になりそうだったので挫折しました。ラケットは中古でもある程度は保管がききますがシューズはそうはいかないこと、そしてラケット以上に実際の動作やキャストの身体に左右されるので、その時すぐに調べないと見つけるのは難しかったのかなと思います。オタクの皆さんも、気になることがあったら徹底的に調べ倒してみてはいかがでしょうか。

*1:FISCHER/MAGNESTIC TOUR 100はテニミュ未登場

*2:関東氷帝公演バクステより

*3:テニミュ文化祭で展示されていた破損ラケット(不動峰公演の稽古中に破損したprince/O3 SPEED PORT BLACK OS)が舞台上で握ったものと同一かも未特定

*4:「吉」は土に口

*5:パンフレットで物凄く分かり易くラケットを抱えているにもかかわらずいくら探しても同じ模様のラケットを見つけることができなかったためご存知の方がいらっしゃいましたら是非ともご連絡ください。こちらで判っていることはメーカーがprince、OVERSIZE(OS)のラケットという点のみです。

*6:wenew900tiは赤ベース・黒ベースと確かもう1色(青系?)の複数色展開されていた模様。千石のラケットは20.5巻の裏表紙と完全版の表紙を見るに赤ベース

*7:原作では千石の練習用と試合用のラケットは同一

*8:PROBEAM V-QB 2.8は2ndでは6代目桃城の上鶴くんや平古場の染谷さんが握っています。桃城という対戦相手が握っていたラケットを使用する千石、個人的にはグッとくるものがあります

*9:RIMBREEDの全モデルがパワープレイヤー向けという訳ではないです

*10:辻は一点しんにょう

*11:現在のアカウントは事務所兼用の2つ目

*12:ちなみに1st全国氷帝の鎌苅くんも握っています。ブロマイドで確認するにダブルキャストの村井くんはそれまで鎌苅くんが使用していた赤いラケットを受け継いだ模様

*13:2ndではTRIPLE THREATを使用

*14:過去に開催されたテニミュ文化祭の企画のひとつ

*15:

ふたりのためのコーダ / DREAM LIVE 2018 - つぶやくにはながいこと