つぶやくにはながいこと

あたまのたいそう

死ぬほどどうでもいい話

はてブ若俳カテを覗くのが趣味である。私自身も大昔にそういうオタクをやっていたり身近にそういうオタクがいたこともあり、推しに纏わるエトセトラやら同担拒否云々やらオタクの悲喜交々を読むのは楽しい。推しへの愛を綴った文章や、推しが好きだからこそ許せないこと、それは本人に対するものであったり同担に対するものであったり、そういう熱量のある自分語りを読むのが好きだ。2次元のオタクは「自分と○○(作品やキャラクターなど)」という話をあまりしないように感じるので、文の中身がそういう方向になりがちな若手俳優のオタクのブログをつい覗いてしまう。対象が自分と同次元の存在であり、向こうにもこちらと同じように「感情」が存在する若手俳優のオタクの方が、「自分と○○」の話をしやすいのだろうか。

 

そんなはてブ若俳カテ、最近こぞって「自分のファッションとコスメ」の話をしている。これが究極につまらない。何故自分がお洒落をするに至ったかについての前文を読むのは非常に楽しいが、その後のやれどこそこのブランドが~ベースメイクは~という本題部分は目が滑る。画面端のスクロールバーも滑る滑る。そもそもお前(私)のために記事書いている訳じゃねーからという話なので(それこそブログなんて自分の好きな話題、自分語りをしてなんぼのメディアないしツールだ)、私がつまらないと言ったところで別に記事を下げる必要も無ければ書きかけの文章を廃棄する理由も無い。しかしま~~~~~~~何の面白みも無い。ここまで色んな人が取り上げているのだから彼女らにとってはその話題は旬であり面白いのだ。じゃあ何故私はそれを楽しめないのか。

 

これまで当該カテゴリでは、服装と化粧に限らず「応援スタンス」「手紙」「お花(舞台(の出演者)に贈って公演期間中ロビーなどに飾られるフラワースタンドやアレンジメント*1)」などの「お題」にも満たないような自分語りのターンが度々あった。これらの中で私が楽しく読むことができたのはお花に関する話題のみだ。応援スタンスは現在の自分に特定の推しがいないので読んだところで共感や実感が湧かず、手紙は仮に推しがいたとしても極力書きたくないので参考にならない。お花の話は面白かった。花を贈る。一見ただそれだけの行為だがそこには何重もの意味が込められている。それは推しへの愛であり、業界人へのアピールであり、或いは同担への牽制(マウント)でもある。私が観に行った舞台の会場に所狭しと並べられていた、バルーンやビジューで綺麗に飾り立てられた花々の裏側にも、きっと一言では表せないようなマーブル模様の思いが詰まっていたのだろう。

 

応援スタンスと手紙の話を楽しめないのは、自分が若手俳優のオタクではないからだと思っていた。しかし服装と化粧の話は自分にも当て嵌まる内容なのにまるで興味が持てない。ブランドや特定の商品を列挙されても「ふーん」としか思えず、最近ではカテゴリ一覧記事に並ぶ記事のタイトルと最初の数行を見ただけでスルーするようになってしまった。考えてみれば当然なのだ。お花の話が面白かったのは「私の知らない世界」の話であり、服装や化粧なんて毎朝自分も睨めっこしている日常の出来事である*2。別に若俳カテでそんな有り触れたものを見聞きする必要は無い。同系統のものを好む人の記事などに巡り合えればさぞ実用的なのかもしれないが、ユニクロと祖母や母のお古サイコー!な私はゾゾタウンを徘徊した方が余程ためになる。

 

私は若俳カテの記事を読むことによって「若手俳優(とそのオタク)」という異文化に擬似的に触れていたのだ。対象への一心不乱な愛を抱える生き物(要するにオタク、これは2次元コンテンツのファンという意味でのオタクではなく本来のマニア的な意味の方のオタク)が大好きな私にとって、オタクの愛と異文化に触れられるはてブ若俳カテはとても魅力的なコンテンツなのだと再確認した。そうだった。私はオタクの外面(がいめんでもソトヅラでもお好きなようにお読みください)じゃなくて、その奥にある推しへの迸る愛が知りたくてこのカテゴリにやって来たのだった。推しを隠しているが故に推しのダイマ記事が書けないなら、推しと自分という唯一無二の関係を推しが特定できない範囲で打ち明けてほしい。推しに対する自分という存在への自身の無さも同担への優越感も、そういう本当の自分に関する語りが読みたい。そこにいる「自分」を語ってほしい。貴方の「好き」を教えてほしい。

 

そろそろこの話題も終わるかなと思っていたが、残念なことにまだポツポツ出てきそうな予感がする。「推しのためにファッションの系統を一新しました」「推しのイメージカラーに合わせるために努力したこと」などの、もっと若手俳優そのもの(推し本人)に寄った記事が出てきたら、このブログのコメント欄は承認制になっているのでこっそり教えてほしい。それまで私は某めりぴょん氏のaskに寄せられる、若俳オタクたちからの愛に塗れた悲痛な叫びを読むことにする。

 

 

 

 

 

おまけ

祖母のお古

 

かわいい

 

 

 

*1:めっちゃ関係無いんだけどミリシタ(アイマスのミリマス(グリマス)の音ゲー)で友人への「いいね!」システムが「フラスタを贈る」だったのでぎょっとした フラスタ文化はアイマスの世界にも進出したのか……完全女性向けのうたプリとときレスの実際のライブではファンがフラスタ(もちろん現物)贈っていいのもあるらしいね

*2:語られているのは推しに会いに行く(イベント然り舞台然り)時のファッションのことだろうけど